入見神社〜無人航空機の神社〜
歴史
延長五年(九二七年)にまとめられた
「延喜式(えんぎしき)」の
「神名帳(じんみょうちょう)」に
記載された延喜式内社であるため
平安時代にはすでに創建され
その歴史は千年以上ではあるが
創建年度は明らかではない
諸往昔内海庄初開の
地主神にして即比森山に鎮座
中古当村八神山に祭る
遷宮久しく坐して
五百有余年後年月日不詳中之郷村へ遷坐
元禄九年十二月、社殿造立正遷宮
文久二年十二月、社殿再建正遷宮
今の社殿是也と社伝にあり
尾張志では入見ノ神社は
中之郷村にあって内海ノ荘十ケ村の
産土神で本国帳に
従二位入見天神であるとしながら
但書で緒川の入海神社もあり
一定しがたしとしている
御祭神〜五男三女神〜
五男三女神は天照大神(アマテラスオオミカミ)と須佐之男命(スサノオノミコト)の誓約(うけい)により生まれた神様たち。
五男神は須佐之男命が天照大神の八尺の勾玉を噛み砕き、これを噴き出した息の霧の中から生まれました。
【五男神】
一.天忍穂耳命(アメノオシホミミノミコト)
農業(邇邇芸命の父親、神武天皇の祖父)
二.天之菩卑能命(アメノホヒノミコト)
産業、養蚕、木綿
三.天津日子根命(アマツヒコネノミコト)
氏族の祖神
四.活津日子根命(イクツヒコネノミコト)
氏族の祖神
五.熊野久須毘命(クマノクスビノミコト)
氏族の祖神
三女神は天照大神が須佐之男命の持っている十拳剣を噛み砕き、これを噴き出した息の霧から生まれました。
【三女神】
一.多紀理毘売命(タキリビメノミコト)
縁結び、夫婦円満、子宝
二.市寸島比売命(イチキシマヒメノミコト)
交通運輸、交通安全、財宝・金運、商売繁盛、芸能、勝負、子守・子どもの守護神、豊漁、五穀豊穣
三.多岐都比売命(タギツヒメノミコト)
交通安全、航海安全